![]() 容器の蓋
专利摘要:
本発明は容器、特に飲料用缶の蓋(8)に関し、前記蓋(8)はほぼ平らな蓋表面(9)と望ましくは折り畳まれた端部範囲を備え、前記ほぼ平らな蓋表面(9)と前記望ましくは折り畳まれた端部範囲は前記蓋表面(9)に提供されている少なくとも1の再閉鎖可能な注ぎ開口部(10)を有し、前記蓋(8)はさらに前記蓋表面(9)の底部側に提供されている前記注ぎ開口部(10)に関連する閉鎖手段(1)と、外側からアクセス可能に前記蓋表面(9)の上面に配されている前記蓋表面(9)を貫通する作動手段(6)を備え、前記閉鎖手段(1)は前記作動手段(6)の作動を介して閉鎖位置から開放位置へと移動することが可能であり、前記閉鎖手段(1)は一体化した構造であり、前記蓋表面(9)の底部側にねじれないように完全に固定されており、前記作動手段(6)は前記閉鎖手段(1)が前記開放位置にある時前記蓋表面(9)と共同する支持要素(12)、(12')、(14)、(15)を備え、一体化した前記閉鎖手段(1)は前記蓋表面(9)と取り外し不能に接続するための固定部(3)と、液体が漏れないように前記注ぎ開口部(10)を閉鎖するための閉鎖範囲(4)を備え、前記閉鎖手段(1)は固定部(3)と前記閉鎖範囲(4)の間に提供される接合部(2)を有し、前記接合部(2)の周りを前記閉鎖手段(1)の閉鎖範囲(4)は復元力に逆らって回転させられ得ることが可能であって、前記接合部(2)が前記固定部(3)と前記閉鎖範囲(4)の間に配置される増大した可撓性を有する範囲として配されることを特徴とする容器、特に飲料用缶の蓋(8)に関する。 公开号:JP2011512304A 申请号:JP2010547194 申请日:2009-02-23 公开日:2011-04-21 发明作者:クリスチャン ブラッチ 申请人:エクソリューション ゲーエムベーハー; IPC主号:B65D47-24
专利说明:
[0001] 従来の蓋に容易かつ経済的に備え付けられることが可能な、缶を再密封するための安全な閉鎖システムを有する缶の蓋を提供することに関する。] 背景技術 [0002] 数多くの再閉鎖可能な注ぎ開口部を有する飲料用缶が知られるようになった。特許文献1は、ほぼ同じ直径を有し、既に存在する蓋に適用される閉鎖手段を開示しており、該閉鎖手段は蓋内に配置された注ぎ開口部を、ひねることにより閉鎖する。これらの閉鎖手段のいくつかが部分的にのみ蓋を覆う同様の装置は、特許文献2、特許文献3、特許文献4、あるいは特許文献5に記述されてきた。これらの閉鎖手段の不利な態様は、それらはたいてい複雑な配置となっていて、該配置は缶の蓋領域に構造上の変更をさらに要する。] [0003] 飲料用缶のための閉鎖手段の更なる群は、リベット接続によって缶の蓋に固定されるプルタブから構成され、このプルタブは注ぎ開口部のための閉鎖手段として同時に配されるプルタブのハンドル部分を備え、前記閉鎖手段は注ぎ開口部を開けた後、プルタブをひねる、及び/又は折り曲げることによって再び注ぎ開口部を密封する。このような要素は特に、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、及び特許文献10に示されている。これらの飲料用缶は全て、外側から注ぎ開口部に適用され、部分的に蓋の端部を越えて突出する閉鎖手段を有しているため、同閉鎖手段が不注意に取り除かれる可能性があり、缶の内容物が周囲の環境にさらされる。] [0004] 特許文献11は最終的に、以下のような閉鎖システムを記述する。該閉鎖システムは、注ぎ開口部を晒すためのプルタブと、缶内部に缶の蓋の底部側に配される閉鎖手段を備え、該閉鎖手段は注ぎ開口部に閉鎖手段を押しつけるばね要素を有する。缶を空にすることを可能にするために、閉鎖手段の部品はプルタブから外されなければならない。この閉鎖手段は非常に複雑で、従来の缶の蓋に変更を要するという不都合を伴う。わずかにより容易に配された、これもまたいくつかの部品から構成される閉鎖装置が特許文献12において開示されているが、該閉鎖装置もまた複雑に変更された蓋を要する。同様の再使用可能な閉鎖手段が特許文献13及び特許文献14において記述されている。] 先行技術 [0005] 独国公報第196 13 246 A1号 独国公報第196 13 256 B4号 独国公報第197 06 112 C2号 欧州公報第1 247 752 B1号 米国特許公報第6,626,314 B1号 独国公報第197 46 539 A1号 独国公報第203 19 105 U1号 欧州公報第1 190 952 A2号 欧州公報第1 097 086 B1号 欧州公報第0 433 502 A1号 英国公報第2 331 284 A号 米国特許公報第3,889,842号 米国特許公報第4,746,032 A号 米国特許公報第345,695 A号] 発明が解決しようとする課題 [0006] 従って、本発明の目的は上述の最先端技術の不都合を除去すること、及び、従来の蓋に容易かつ経済的に備え付けられることが可能な、缶を再密封するための安全な閉鎖システムを有する缶の蓋を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0007] 本発明は、容器、特に飲料用缶の蓋に関し、前記蓋は、ほぼ平らな蓋表面及び望ましくは折り畳まれた端部範囲を備え、前記ほぼ平らな蓋表面及び望ましくは折り畳まれた端部範囲は、蓋表面に提供されている少なくとも1の再閉鎖可能な注ぎ開口部を有し、前記蓋は更に、蓋表面の底部側に提供されている注ぎ開口部に関連する閉鎖手段と、外側からアクセス可能に蓋表面の上面に配されている蓋表面を貫通する作動手段を備え、前記閉鎖手段は該作動手段の作動を介して閉鎖位置から開放位置へと移動することが可能であり、前記閉鎖手段は一体化した構造であり、蓋表面の底部側にねじれないように完全に固定されており、前記作動手段は閉鎖手段が開放位置にある時蓋表面と共同する支持要素を備え、一体化した閉鎖手段は蓋表面と取り外し不能に接続するための固定部と、液体が漏れないように注ぎ開口部を閉鎖するための閉鎖範囲を備え、前記閉鎖手段は固定部と閉鎖範囲の間に提供される接合部を有し、前記接合部の周りを前記閉鎖手段の前記閉鎖範囲は復元力に逆らって回転させられ得る。] 発明の効果 [0008] この目的は本発明に従って、接合部が、増大した可撓性を有する範囲として、固定部と閉鎖範囲の間に配置されるといった方法で、上記の種類の蓋によって達成される。本発明に従って、一体化した閉鎖手段は、取り外し不能に蓋表面に接続する固定部、及び液体を通さないように注ぎ開口部を密封する閉鎖範囲を備え、一体化された閉鎖手段は固定部と閉鎖範囲の間に提供される接合部を有し、この接合部の周りを、閉鎖手段の閉鎖範囲は復元力に逆らって回転させられることができる。] 図面の簡単な説明 [0009] 図1は、本発明に従った閉鎖手段を示す。 図2は、くさび形の作動手段を示す。 図3は、図2のくさび形の作動手段を伴った図1の閉鎖手段を示す。 図4は、図3の閉鎖手段を伴った本発明に従った蓋を示す。 図5は、密閉された注ぎ開口部を伴った作動手段の更なる実施形態を伴った蓋の横断面図を示す。 図6は、開放位置における閉鎖手段を伴った図5の蓋を示す。 図7は、本発明に従った蓋の代替的な実施形態を上方からの斜視図で示す。 図8は、図7の蓋を下方からの斜視図で示す。 図9は、本発明に従った蓋の更なる実施形態を断面図で示す。 図10aは、図9の蓋の斜視図を示す。 図10bは、図9の蓋の斜視図を示す。 図11aは、本発明に従った閉鎖手段の代替的な実施形態を、密封要素とともに斜視図で示す。 図11bは、図11aの閉鎖手段の上方からの図を示す。 図12は、密封要素の斜視図を示す。 図13aは、図11aの閉鎖手段の端部領域の斜視図を示す。 図13bは、図11aの閉鎖手段の更なる端部領域の斜視図を示す。 図14aは、図11aの閉鎖手段を伴った、本発明に従った蓋の斜視図を示す。 図14bは、図11aの閉鎖手段を伴った、本発明に従った蓋の斜視図を示す。 図15は、図14aの蓋の部分的に拡大した斜視図を示す。] 図1 図12 図15 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 実施例 [0010] 次に本発明は制約のない実施形態の参照により、より詳しく説明されるであろう。 本発明の特に容易かつ経済的な実施形態において、この接合部は、固定部と閉鎖範囲の間に配置される、材料の低い位置にある横断面を持つ領域として配される。閉鎖手段が弾性を有する材料、特に弾性的に可撓性を有するものでできている場合、閉鎖手段は作動手段が作動すると折り畳まれ、閉鎖手段の材料の弾性的特性に相当する、それぞれの力が使用される必要が生じる。] [0011] 一体化した閉鎖手段を、ねじれを防ぐように、例えば接着剤で付ける、又ははんだ付けにすることによって蓋表面の底部側に取り付けることにより、閉鎖手段を従来の蓋へ迅速に備え付けることが可能となり、蓋にはほとんど変更が必要とされず、あるいは、例えば単純に蓋を通して作動手段を貫通する穴を開けるという、ただわずかな変更が必要とされるだけである。特に蓋の端部領域は変更されないままであり、そのため容器、特に缶の蓋を設置すること及び固定することは従来のように行われることが可能である。] [0012] 閉鎖手段が2成分射出成形による部品(two-component injection-molded part)として配される時、それは特に容易に製造でき、従って経済的である。] [0013] 閉鎖手段に接続する作動手段であり、また例えば閉鎖手段と一体化して配されることができるこの作動手段は、作動状態で閉鎖手段が注ぎ開口部の面から缶の内部へはじかれることを確実にする。すなわちそれは蓋表面に関しておおむね垂直的に、開放位置に移動可能である。注ぎ開口部はこのようにして解放され、缶の内容物はこのように取り出されことができる。] [0014] 缶を空にする間、閉鎖手段に継続的に力の作用を与えなければならないことを避けるため、作動手段の保持要素が、閉鎖要素の開放位置で蓋表面の少なくとも1の端部を収納するためのラッチノーズ(latching nose)として都合良く配される。閉鎖手段はこのようにして、開放位置に固定され、作動手段に対して更なる力を使う必要なく、缶の中身は取り出されることができる。あるいは、閉鎖手段はラッチ接合部によって開放位置に保持されることができる。] [0015] 作動手段は異なる方法で配されることが可能である。好ましい実施形態においては、それはくさびの形状に成形される。くさび表面は直線、あるいはねじれた曲線であり得る。] [0016] 本発明のもう一つの発展において、作動手段は、蓋表面へほぼ垂直に延伸する中心軸のほぼ周りを蓋表面の最上部上でひねることが可能なように配される。それはひねられる時に閉鎖手段に作用し、それにより閉鎖範囲は開放位置に回転させられる。] [0017] 本発明の更なる変形において、作動手段はラッチノーズを備えるレバーとして配され、該レバーは蓋表面から垂直に上方へ突出する。] [0018] 更なる密閉手段が閉鎖手段の閉鎖範囲と蓋表面の間に配され得る場合、閉鎖手段により注ぎ開口部がより密閉される。例えば、それは注ぎ開口部に向かって閉鎖手段側に配され得る。同様に、それは蓋表面の底部側に取り付けられることができ、注ぎ開口部の端部を取り囲み、その利点として缶から飲用中のけがを防ぐことができる。] [0019] 望ましくは、密閉手段は弾性を有する材料でできている領域を形成し、それにより蓋の個別の部品の数は従って減らされ、飲料用缶の注ぎ開口部の閉鎖手段のより高い安定がこのように本発明に従って達成される。] [0020] 特に食品生産物の包装において重要な態様は、包装の安全である。これは、本開示の範囲内において、食品包装の内容物、この場合の飲料用缶の内容物が消費者によってそれが開けられるまで操作されることあるいは除去されることから保護されるための保護を意味するものとする。従って、注ぎ開口部は望ましくは最初に開けられる前は密封材でふさがれる。この密封材は最も容易な場合、注ぎ開口部を覆い、缶の内容物が取り出される前に除去される必要のあるタブあるいはラベルである。] [0021] 本発明のもう一つの実施形態において、密封材は容器が最初に開けられる間はずされる予め穿孔された閉鎖タブとして配され、蓋表面内の注ぎ開口部を晒す。] [0022] 注ぎ開口部は閉鎖手段を用いて最初に開けられる前、保護装置を有する作動手段を用いて、更なる変形で密閉される。作動手段は例えば蓋表面を少なくとも部分的に覆うラベルを伴って提供されることができ、そのためラベルは作動手段の作動時に破れ、それ故に容器の操作を示すであろう。] [0023] 安全装置は特に、容器を最初に開ける時に破り開かれる予め定められた切断点を有するものが好まれる。例えばラベルが保護手段として用いられる時、それは特定の状況において完全に取り除かれ、その後容器に再び再適用され得るが、容器をただ少しの間見る時にはもとのままのラベルと見分けがつく違いはない。容器の内容物の操作はこのように一見で認識不能である。しかしながら予め定められた切断点を有する安全装置の場合、密封材の操作を隠すことはできず、従って消費者にとっては特に安全である。] [0024] 最初に缶を開けた後、不注意に閉鎖手段を押すことによって缶の残りの内容物を解放することなく缶を安全に運ぶため、作動手段が本発明の更なる望ましい実施形態において、注ぎ開口部を覆い閉鎖位置にする。このように再閉鎖された缶を鞄の中に入れて運んでいる間に、鞄の中に配置された更なる物体によって閉鎖手段がその閉鎖位置から少なくとも部分的に開放された位置に動かされることが防がれ、缶の内容物が鞄の中へ流れ出ることが防がれる。] [0025] 本発明の更なる実施形態において、換気装置が注ぎ開口部に加えて提供され、該換気装置は注ぎ開口部を伴う閉鎖手段によって密封されることができる。この換気装置は飲料用缶内の低い気圧による影響を受けずに、特に容易に缶の内容物を空にすることを可能にする。] [0026] 閉鎖手段及び/又は作動手段がプラスチックでできている場合、それは特に経済的である。食品用の包装が用いられる時、採用される材料が食品に使用可能でなければならないことは理解される。] [0027] 図1に示されるように、本発明に従った閉鎖手段は、くぼみ部(2)により2つの領域にさらに分けられるほぼ平面なプレートである。より小さな範囲を持つ領域は、閉鎖手段(1)の固定部(3)であり、これは閉鎖手段(1)を容器の蓋の底部側にねじれを防いで固定させるために用いられる。より大きな拡張部分を持つ範囲、すなわちこの領域は閉鎖範囲(4)であるが、この範囲には、横断面図でT形をした、閉鎖手段(1)とともに一体化して製造される付属品(5)がある。図示される実施形態において、閉鎖手段(1)は弾性的に可撓性を有する材料、特にプラスチックでできている。] 図1 [0028] 図2に従ってくさびに似たように配される固定手段(6)は、上述の付属品(5)に固定されることができる。この目的のために、作動手段(6)は凹部(7)を備え、該凹部(7)の横断面は付属品(5)の横断面にほぼ相当する。図3は、挿入された作動手段(6)を持つ閉鎖手段(1)を示す。] 図2 図3 [0029] 本発明に従って、閉鎖手段(1)は容器蓋(8)の底部側、特に飲料用缶の蓋の表面(9)の底部側に固定される。閉鎖範囲(4)は、蓋の表面(9)上に、中心をはずれるように配置される注ぎ開口部(10)を密封する。T形をした付属品(5)は蓋の表面(9)の中央領域に配置される凹部(11)を貫いて突き出し、該T形をした付属品(5)の上にくさびに似た作動手段は設置される。閉鎖手段(1)の閉鎖範囲(4)を回転させることにより、注ぎ開口部(10)を蓋の表面(9)の面から解放するために、2つの脚部(12)、(12')が蓋の表面(9)と閉鎖手段(1)の間で滑るように、作動手段(6)は図4に従って矢印の方向へ動かされる。くさびに似た作動手段(6)は同時に、作動手段(6)のレシーバー(7)内に係合する付属品(5)の上方に動かされる。] 図4 [0030] 2つの脚部(12)、(12')の横断面が増大する結果として、蓋の表面(9)と閉鎖手段(1)の間の距離が増大し、閉鎖範囲(4)は実質的にくぼみ部(2)の中に配置される回転軸の周りを回転させられる。閉鎖手段(1)内に配置されるくぼみ部(2)は従って、接合部としての働きをし、閉鎖範囲(4)が蓋の表面(9)の面からその軸の周りを回転させられる。] [0031] 図5及び図6は本発明の更なる実施形態を示す。閉鎖手段(1)は再び、その閉鎖範囲(4)で注ぎ開口部(10)を密封するため、蓋の表面(9)の底部側に配される。密封材料(13)が閉鎖範囲(4)と蓋の表面(9)の間に配され、該密封材料は更に密封し、容器の内容物の漏れを防ぐ。閉鎖手段(1)は、一方で弾性を有する材料でできた閉鎖手段の形に起因する予張力(pretension)によって、図5に示されるように注ぎ開口部に押しつけられることによって閉鎖位置になり、もう一方で、例えば容器の中が炭酸飲料で満たされる時には押しつける圧力はさらに増大する。] 図5 図6 [0032] この実施形態において、作動手段(6)はほぼ円柱状のレバーであり、蓋の表面(9)の穴を通して閉鎖手段(1)と接続される。この場合、レバーは閉鎖手段(1)と一体化して作られるか、例えばねじによる接続を介して同閉鎖手段(1)に固定されるかのいずれかである。レバー(6)は蓋表面に向かってその底末端部に狭窄部(14)を備え、該狭窄部付近にレバー(6)の元の直径を持つ領域(15)がある。レバー(6)が下に押されると、閉鎖手段(1)は図6に示されるように容器の内部へ向かって動き、注ぎ開口部(10)を解放する。ラッチノーズとしての働きをする領域(15)はここでは蓋の表面(9)の下に滑るが、蓋の表面(9)の端部は狭窄部(14)内に係合する。このように、閉鎖範囲(4)は折り畳まれた時にその位置に固定され、容器は空にされることができる。注ぎ開口部(10)を再密封するためには、ただレバー(6)を注ぎ開口部の反対の方向に押す必要があるのみで、それによって蓋の表面(9)の端部は再び狭窄部(14)から滑り出し、ラッチノーズを再び解放する。] 図6 [0033] 図7及び図8の蓋は、さらに大きくされた注ぎ開口部(10)が横方向に埋め合わせるように配され、また換気口(10a)が提供されるという方法で、上記の蓋とは異なる。開口部(10)及び(10a)はそれぞれに配置された閉鎖手段(1)によって閉鎖されることができる。] 図7 図8 [0034] 図は、閉鎖手段(1)がただ蓋の表面(9)の領域にのみ配されており、蓋(8)の端部領域は何も配されていないままであることをはっきりと示している。閉鎖手段(1)の備え付けのため、閉鎖範囲(4)が完全に注ぎ開口部(10)を覆うように、閉鎖手段(1)はただその固定部(3)を用いて蓋(8)の底部側に固定される必要があるにすぎない。作動手段(6)はその後、凹部(11)あるいは蓋の表面(9)に晒される穴を通して閉鎖手段(1)に固定される。蓋(8)はその後、特別な予防措置を取ることやこの目的のために用いられる機械に変更する必要なく、従来のように容器に固定されることができる。] [0035] 本発明の更なる変形は、図9から10bに示される。蓋の表面(9)を貫通するフックのような突出部(61)を備える作動手段(6)は、飲料用缶の蓋(8)上に配される。突出部(61)は、閉鎖位置(図9及び図10b)において、缶の表面の下に配された閉鎖手段(1)の適合する凹部(11)の中にラッチする。缶の表面(9)に平行な面で、矢印の方向に作動手段(6)を移すことにより、飲用開口部(10)を開けるために、突出部(61)は凹部(11)の傾斜部(12)に沿って動かされ、それによって閉鎖手段(1)の閉鎖範囲(4)は曲がった矢印に沿って缶の内部へ動き、材料の低い位置にある横断面を備える領域として配される接合部(2)を介して回転が起こる。] 図9 [0036] 図11aから図13bに示される変形は、2成分射出成形による部品として配される閉鎖手段(1)に関する。この射出成形による部品はほぼ剛性の材料でできた閉鎖範囲(4)と、3つに分かれた固定部(3)から構成され、該3つに分かれた固定部(3)は隆起部(31)を有する2つの外側の固定部(3')、(3'')を有し、該隆起部(31)を通して、閉鎖手段(1)は缶の表面(9)と接続されることができる。2つの固定範囲(3')、(3'')の間に配置される中間部は、ばね要素(32)を形成し、このばね要素は閉鎖範囲(4)を閉鎖位置に戻す。突出部(35)はばね要素(32)上に提供され、該突出部(35)は缶の表面(9)に対してばね要素(32)を間隔をあけて配置することをもたらし、これにより、注ぎ開口部(10)を閉鎖するために必要とされる予張力が閉鎖手段(1)の閉鎖範囲(4)に作り上げられ、望ましくはばね要素(32)と一体化して配される。] [0037] 閉鎖手段(1)はさらに、その配置を図12に特に示される密封要素(13)を備える。一方で、可撓性を有する材料でできた上述の密封要素は、缶の蓋(8)の端部に対して閉鎖手段(1)を密封し、それは閉鎖手段(1)の外側端部(13)に沿って配される。もう一方では、それは固定部(3)と閉鎖範囲(4)の間に配され、それ故に接合部(20)としての働きをする。図13bに示される実施形態に置いて、閉鎖手段(1)はさらに材料の、減じられた横断面を持つ範囲(2)を備え、該範囲(2)はまた閉鎖範囲(4)を缶の内部へ回転させることを支持する。本発明のもう一つの変形において、この範囲は唯一の接合部としての働きをし、それにより固定部(3)及び閉鎖範囲(4)は2つの別々の部分(図示されず)として配される。] 図12 [0038] 図14aから図15は、関連する作動手段(6)を備える図11aから図13bの閉鎖手段(1)を示し、この閉鎖手段(1)は缶の表面(9)の下に配される。作動手段(6)は図14aに閉鎖位置で示されており、同作動手段(6)は同時に注ぎ開口部(10)を密封する。図14bでは、作動手段(6)は、作動手段(6)が飲用開口部を解放するように缶の表面(9)の面に平行に回転するが、閉鎖手段(1)の閉鎖範囲(4)はまだ缶の内部へとはじかれない。例えば締め具(31)に向かって時計回りに作動手段(6)をさらにひねることに続いて、缶(図15)の表面(9)を通して突出するピン(61)が、飲用開口部(10)を解放するために閉鎖範囲(4)を缶の内部へ回転させることを生じさせる。図15は再び、本発明の実施形態において缶の表面に沿ってひねることができる作動手段(6)の3つの位置を示す。位置(41)において、作動手段(6)は注ぎ開口部(10)を全体に覆っており、それによって閉鎖手段の閉鎖範囲(4)は缶の内部へ不注意に押されることができない。注ぎ開口部(10)は位置(42)に晒されるが、なお閉鎖手段(1)の閉鎖範囲(4)によって密封されている。位置(43)においては、飲用開口部(10)は全体に晒されていたが、缶の内容物は取り出されることができる。] 図15 [0039] 上述のような実施形態は本発明のために制約のないように理解されるものとする。特に閉鎖手段の形は、それぞれの開口部が閉鎖されるように調整され得る。作動手段の形もまた記述された形に限定されないが、それが折り畳まれる位置において閉鎖手段の固定のために適切な任意の形を想定することができる。さらに、閉鎖手段を閉鎖位置にさせる追加の復元要素が提供されることもできる。]
权利要求:
請求項1 容器、特に飲料用缶の蓋(8)であって、前記蓋(8)はほぼ平らな蓋表面(9)と望ましくは折り畳まれた端部範囲を備え、前記ほぼ平らな蓋表面(9)と前記望ましくは折り畳まれた端部範囲は前記蓋表面(9)に提供されている少なくとも1の再閉鎖可能な注ぎ開口部(10)を有し、前記蓋(8)はさらに前記蓋表面(9)の底部側に提供されている前記注ぎ開口部(10)に関連する閉鎖手段(1)と外側からアクセス可能に前記蓋表面(9)の上面に配されている前記蓋表面(9)を貫通する作動手段(6)を備え前記閉鎖手段(1)は前記作動手段(6)の作動を介して閉鎖位置から開放位置へと移動することが可能であり前記閉鎖手段(1)は一体化した構造であり、前記蓋表面(9)の底部側にねじれないように完全に固定されており前記作動手段(6)は前記閉鎖手段(1)が前記開放位置にある時前記蓋表面(9)と共同する支持要素(12)、(12')、(14)、(15)を備え一体化した前記閉鎖手段(1)は前記蓋表面(9)と取り外し不能に接続するための固定部(3)と、液体が漏れないように前記注ぎ開口部(10)を閉鎖するための閉鎖範囲(4)を備え、前記閉鎖手段(1)は固定部(3)と前記閉鎖範囲(4)の間に提供される接合部(2)を有し、前記接合部(2)の周りを前記閉鎖手段(1)の閉鎖範囲(4)は復元力に逆らって回転させられ得ることが可能であって前記接合部(2)が前記固定部(3)と前記閉鎖範囲(4)の間に配置される増大した可撓性を有する範囲として配されることを特徴とする容器、特に飲料用缶の蓋(8) 請求項2 増大した可撓性を有する前記範囲が材料の低い位置にある横断面を有する範囲として配されることを特徴とする請求項1記載の蓋(8) 請求項3 増大した可撓性を有する前記範囲が弾性を有する材料でできている範囲として配されることを特徴とする請求項1又は2記載の蓋(8) 請求項4 前記閉鎖手段(1)が可撓性を有する弾性材料でできていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項5 前記閉鎖手段(1)が2成分射出成形による部品として配されることを特徴とする請求項3又は4記載の蓋(8) 請求項6 前記閉鎖手段(1)が前記蓋表面(9)にほぼ垂直に前記閉鎖位置から前記開放位置へ動かされることができることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項7 前記閉鎖手段(1)が前記作動手段(6)と一体化して配されることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項8 保持要素(14)、(15)が前記閉鎖要素(1)の前記開放位置での前記蓋表面(9)の少なくとも1の端部を収容するためのラッチノーズとして配されることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項9 前記作動手段(6)が前記ラッチノーズを有するレバーとして配され、前記レバーは前記蓋表面(9)からほぼ垂直に上方に突出することを特徴とする請求項1乃至8いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項10 前記作動手段(6)がほぼくさび形のように配されることを特徴とする請求項1乃至9いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項11 前記作動手段(6)が前記蓋表面(9)に垂直に延伸する中心軸のほぼ周りを前記蓋表面(9)の表面上でひねることができるよう配され、前記作動手段(6)はひねる間前記閉鎖手段(1)に作用し、前記閉鎖要素(4)が前記開放位置に回転させられることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項12 追加の密閉要素(13)が前記閉鎖手段(1)の前記閉鎖範囲と前記蓋表面(9)の間に配されることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項13 前記追加の密閉要素が弾性を有する材料でできた範囲を形成することを特徴とする請求項12記載の蓋(8) 請求項14 前記注ぎ開口部(10)が最初に開けられる前に密封材で封鎖されることを特徴とする請求項1乃至13いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項15 前記密封材が予め穿孔されたプルタブとして配され、前記プルタブは前記容器が最初に開けられる間に前記密封材が前記蓋表面(9)内の前記注ぎ開口部(10)を晒すことを特徴とする請求項14記載の蓋(8) 請求項16 前記注ぎ開口部(10)が最初に開けられる前に前記閉鎖手段(1)を用いて閉鎖され、前記閉鎖手段(6)は保護装置を有することを特徴とする請求項1乃至15いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項17 前記保護装置が前記容器が最初に開けられる間に破り開かれる予め定められた切断点を有することを特徴とする請求項16記載の蓋(8) 請求項18 前記作動手段(6)が前記閉鎖位置で前記注ぎ開口部(10)を覆うことを特徴とする請求項1乃至17いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項19 換気開口部(10a)が前記注ぎ開口部(10)に加えて提供され、前記換気開口部が前記閉鎖手段(1)により、前記注ぎ開口部(10)と共同で封鎖され得ることを特徴とする請求項1乃至18いずれか1つ記載の蓋(8) 請求項20 前記閉鎖手段(1)及び/又は前記作動手段(6)がプラスチックでできていることを特徴とする請求項1乃至19いずれか1つ記載の蓋(8)
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同族专利:
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